plenty presents "今日は秋分の日" plenty/People In The Box @心斎橋CLUB QUATTRO


なんとも自分ホイホイな感じの対バン…。
濃いライブでした。


来月に新譜が出るPeopleに続き、
plentyも冬には新作出すとのこと(チラシに書いてました)。
両バンドともこれからが楽しみです。


以下適当レポ。


気がつけばちょっと久々のクアトロ。
当日券も出てたみたいですが、場内は人いっぱいでした。
ちょっと押してから開演。


People In The Box


先にセットリスト…


1.新曲(旧市街)
2.Alice
3.火曜日/空室
4.新曲(レテビーチ)
5.新曲(スルツェイ)
6.月曜日消失
7.見えない警察のための
8.犬猫芝居
9.日曜日/浴室
10.天使の胃袋
11.冷血と作法


ライブの数日前にPVが公開されて、
全国のファンを驚愕と戸惑いとその他もろもろの渦の中へ放り込んだ(?)
ぷっとんだ新曲、旧市街からスタート。
生で聴くとその構成のとんでも具合がよりはっきりと…
でも、まだこの曲は成長過程かなーとも思いました。
これからライブを重ねるたびに良くなっていきそうな感じ。


何とも落ち着かない状態で始まったこのライブ、
メンバーはそのまま、落ち着かせる気はさらさら無い模様で、
続くAliceでまっさかさまにさせられ、さらには火曜日/空室のアウトロで頭の中かき混ぜられ…
3曲終わった段階で何だか疲労感(笑)


MCでは、いつもの妙にさらっとした自己紹介の後、
波多野さん「今日はこの後のplentyのメンバーが体調崩してるみたいで…」

お客さんざわざわ…

波多野「…うっそー。」
おい(笑)


波多野「すっげーイラっとしたでしょ。」
…あれ?この人こんなキャラでしたっけ(笑)



その後新曲(多分)2つ披露。
2曲目の後半の盛り上がりが凄かったです。
新作楽しみすぎる…


見えない警察のための。
アルバムに入ってない曲をこういう対バンでやってくれると嬉しいですね。
音源よりギターのうねり具合が際立ってて気持ち良かったです。



大吾さんの独壇場MCタイム。
この日のお客さんはかなりおとなしめで、(ピープル初見の人も多かったのかも)
彼のテンションについていけてなかった感(笑)
大吾「10月6日は何の日ですかー!?」
客「…」
大吾「知らぬあいのーーーー???!!」
その後いつものハイテンションで「Family record」の発売告知。
大吾「もう一回聞きますよ?10月6日は何の日!?」
客(一部)「ファミリーレコードーの発売日ー…」
大吾「声ちっさ!!」
波多野「声でかいタイプの人はこの対バン観に来てないと思うよ」
大吾「!?」


確かに(笑)


その後、
大吾「あと残すところわずかとなってまいりましたーー!!」
客「えーーーー!!」
大吾「…まぁまぁってところですね」
とのやりとりを経て、いつものぶっ殺し予告へと続き、終盤へ。


日曜日/浴室→天使の胃袋の流れが凄まじく良かったです。
ごりごりしたベースの音がたまらない…
冷血と作法で〆。


個人的にはもう1曲ぐらい聴きたかったなー、と、ちょっと物足りない感が残りました。
月曜日か金曜日聴きたかった…
まぁ、新譜&次回ワンマンに期待するとします。



plenty


セットリスト…

1.東京
2.ボクのために歌う吟
3.後悔
4.はずれた天気予報
5.新曲
6.新曲
7.明日から王様
8.拝啓。皆さま
9.少年
10.枠


en.1
11.理由



初っ端、東京。
前のワンマンでもこの曲が一曲目でしたが、
破壊力ありすぎます…江沼さんのボーカルの力がこれでもかと伝わってくる曲。
続く、ボクのために歌う吟。「ここは何もねぇよ」の言葉があまりにも痛切に響く。
ここまでで個人的に瀕死(苦笑)


新曲を2曲。
1曲目は、これまでの曲に比べかなり激しい雰囲気の曲で、
エッジの効いた音を鳴らしていました。
対して、もう一曲はかなり柔らかく、明るい雰囲気さえ感じさせる曲。
歌詞の方も、決して明るいわけでないんですが、苦しい中にも
前向きな意思が感じられる内容で、ちょっとびっくりしてしまいました。
シンプルな展開でしたが、その分いろいろと沁みるものが…。


MCは、
後ろの女性「江沼さんかわいい…」
…全体的にそんな感じでした(笑)
言葉に詰まるたびに、「また怒られる…」と言ってたのが印象的(笑)


江沼さんはPeopleが大好きで、今回の企画は彼の希望だったとのこと。
何か嬉しかったです。



明日から〜の3曲はもう、ね…
MCのゆるゆるな空気はどこへやら、
心臓を直接揺らすような強烈な音と歌声。 


江沼さん「後一曲で終わります。」
客「…」
江沼さん 「…(「えーっ」とかはないのね…)」「本当にありがとうございました」

「枠」という流れで本編終了。



アンコール。
もしかして、とは思ってましたが、
plentyにとっては初のアンコールだったとのこと。
江沼さん「あんまり曲多いバンドじゃないしね…」「どうしていいかわかんない(笑)」


最後の最後まで和ませておいて、「理由」。
ほんと演奏始まってからのギャップが凄い…
22歳の誕生日を迎えた江沼さんを中心に、
これから先どうなるのか怖ろしいバンドだな、と改めて思いました。





http://twitter.com/#!/plenty_enuma/status/25311570902
http://twitter.com/#!/godaigochan/status/25318694402
↑のように、
打ち上げも盛り上がったようで、
この2バンドがこれからどういう形で刺激しあっていくのか楽しみです。


この日のライブに携わった全ての方に感謝。
ありがとうございました。