カフカ x club乙 コンピレーションアルバム「pulse」release tour カフカ/ヒツジツキ/限りなく透明な果実 @大阪 福島2ndLINE


これ以上なく自分好みな3マン。
スクイズメンのワンマンも行きたかったけど泣く泣く諦めてこちらに、


MCだいぶ曖昧です。
(行った人でニュアンス間違ってると思ったら指摘してください…)




・限りなく透明な果実


新旧いろんな曲やってくれました。
「流星」はライブで聴いたの初めてな気が。
新曲もあってなかなか濃い内容だったと思います。


改めて思ったのは、
メロディと言葉の結びつきの強さが凄いという事。
歌詞に出てくる言葉の持つイメージが、
間奏の間も音によって膨らんでいく。
果実の曲にはそんな魅力があります。


MCでは兄(ギタボ)と弟(ベース)が、
絶妙な噛みあわなさを発揮してました(笑)


そろそろ次の音源でないかなーと思ったり。
アルケミストみたいに、世界名義の曲の再録は今後あるんでしょうか。
何にせよ次の動向が楽しみです。


1. コールドスリープ(AD2999)
2. ブルーフォックス(新曲)
3. 十字衛生兵
4. レコンキスタ
5. 流星
6. さよならスカーレット(新曲)
7. アルケミスト
8. 七星天道虫




ヒツジツキ


初っ端コーダの後、
small war in the morning sun、ivoryと新しい曲を立て続けに。
雰囲気けっこう違う2曲ですが、今後けっこう定番になりそうな予感。


で、そこからGoodMorning,RainCoatで個人的に歓喜
出だしドラム無しでボーカルから入る等、
アレンジがかなり変わってて、それもまた良かったです。
特に、和田さんのコーラスから「戦えよ」の盛り上がり、
そしてそこから「被害者のフリだった」までの流れ、素晴らしかったです。


MC。
堤さんが「今日は何の日だか知ってますか?」
と問いかけて、ジョンレノンの命日って話題かと思ってたら
「嘘つき豆腐の日、ですよ」
…なんですかそれ 笑
その後の説明によると、一年間の嘘を豆腐食べると消してしまえる日、
と、だいたいそういうことらしい…そして鳥取限定の伝統らしい…
話題探しに調べて知ったらしい… 笑
で、その後わざわざCD一枚一枚用意してがっつり宣伝。
最後にぽつりと言った「お金ください…」が切実すぎました 笑 


ぐだぐだなやりとりがありつつ演奏再開。
定番の「図書館は朝を待つ」から、まさかの「地下室へ手紙を書こう」。
大好きな曲だけど滅多にやらないイメージだったので、
これは嬉しかったです。


緊張感のある演奏が終わって、再びMC。
最初に「真面目な話」と言って話し出す堤さん。


「僕は見ての通り現実から逃げてるタイプの人間なんですが…
そういう現実…さっきCD買ってくれないと困るとか話したけど、
それは本当のことで。お金のこととか…汚い大人の話ですよ。
そういうのが本当に苦手で。
自分でも潔癖なところがあると感じるんですけど。」
「音楽はそういう現実から離れる手段で。
芸術ってのは、何であれ現実からの逃げ場として存在して
いてほしい、というのが僕の持論で。」
「ジャズだったら70年代のバーにいけるし、
クラシックだったら貴族気分に浸れるし、
それこそ聖歌だったら…神の領域に近づけるし…笑
そういう、どこにでも連れて行ってくれる、
音楽の存在は素晴らしいと思っていて。
今回のカフカとキノトのコンピに参加したバンドの曲は、
皆そういう連れて行ってくれる世界を持っていると思ってます。」
「それで、僕はずっと、音楽に逃げ場を求めていて。
聴いてくれる人にも、逃げ場を与えてあげたい、と、
自分たちの曲が逃げ場になればいいと
思って音楽をやってるつもりだったんですが。
最近それは違うなってことに気付いて。
…自分が逃げる場所を作って、その作った場所に
皆についてきてほしかったんだな、と。
それがわかって。それを受け入れることにしました。
…はい。笑
伝わったかどうかわからないけど。」


このMCのあとやった曲がまた素晴らしくて。
(新曲かと思ってましたが、フォロワーさん情報によると
堤さんがヒツジツキの前にやってたバンドの曲らしい。)
地下室〜MC、この曲、そしてラストに桜花火という流れ。
自分の中でいろんなところが痛くて、
でもそれ以上に力をもらえるステージでした。




1. コーダ
2. small war in the morning sun
3. ivory(新曲)
4. GoodMoning,RainCoat
5. 図書館は朝を待つ
6. 地下室へ手紙を書こう
7. シーソー (新曲…?)
8. 桜花火


ほんと、ずっと続いてほしいバンドです。




カフカ


「空を継ぐものたち」が出てから初めて観るライブ。
そのアルバムからの曲がどれも優しくて良い感じでした。
カフカは寒くなってきたこの時期に合うなーと再確認。


MCは初期に比べるとよく喋るようになったなーと 笑
まぁ相変わらずところどころグダってましたが。
話に出てきた、スマホでゲームし続ける金子さん…
想像したらなんだか笑えました。


コンピに入っていた「サヨナラ、13時」は本編ラストに。
初めて聴いた時はとにかくポップな印象が強くてびっくりしましたが、
ライブでもそれまでの曲とは違う色が強く出ていたと思います。
サビの歌詞が効いてて、一筋縄ではいかない曲ですね。
来年も早く新譜を出してツアーをしたい、というような話を
してましたが、まだまだ新しい側面が見えそうな予感。
楽しみに待ちたいと思います。


1. Snow white is dead
2. ワスレナグサ
3. レミー
4. ホールデン・コールフィールド症候群
5. Let's get lost
6. christmas song
7. Annie
8. アルジャーノンに札束を
9. サヨナラ、13時


EN.

10.song of coffee cup





最後ヒツジツキのメンバーに一言何かいいたかったんですけど、
毎度ながら人沢山いるしチキンだしでそのまま離脱。
なんだかなーと自分に悲しくなりつつ、
聴いた音を噛みしめながら家路につきました。