夜中に

「ぞうの王様」聴いてて思ったんだけど、
どうやら自分はこの真空メロウというバンドが本当に好きみたいです。


世の中はたくさんの音楽であふれていて、
その中で良いと思えるものはそれなりに限られていますが、
それでも探していればけっこうな確率で「いいなー」と思えるものに出会います。


でもこういう風に決定的に「好きだ」と思える音楽はなかなか見つかりません。
こういう出会いは本当にうれしいもので、こういうことがあるから
まだまだ生きていきたいなーと思ったりもするのです。


解散してなければ尚良かったんですが、考えてみたら
今までこういう風に好きになったバンドはピロウズとBUMPを除いて全部解散してるんですよね。
なんかそういう消えてしまいやすい何かがあるのか、もしくはもう存在しないからこそ
残された曲が光って見えるのか、そこんとこはよくわかりません。両方なのかもしれません。



何でこんなふうにいつもと違った雰囲気、文体で日記を書いているのかというと、
多分小説読んだり酒飲んだり嫌なことを忘れようとしたりしてるからだと思います。
そしてそんな自分に音楽はいつものように優しく存在し続けてくれています。
好きな物がたくさんあるのに、どうしてこう、。、なんでしょうか。
多分嫌いなものに耐える能力が他人と比べて低すぎるんでしょうな。


今日もだいたいのことから逃げて、最低限をこなして、
音楽を聴き、小説を読み、考え事をして過ごしました。
さて明日はどうなる。  
わさび採って日が暮れるような生活をしたい。




このゲームは飽きてきたよ
さしてかわりないな 反対も賛成も
いつも駅のホーム
すれ違う人たちの顔見ていると


ひとりよがり
幸せをね
追いかけてさ
それが苦しくて
見失って


窓もなくて               (「レオナル堂」/真空メロウ




・「ノルウェイの森」 読了


何ともいえない後味。