笑い声を


・なんだか
楽しい日が続くけれど、楽しくない日々だ。今は。



・「エピソード」/星野源

エピソード

エピソード


前作と同じく、哀しくも優しい。
どの曲もほのぼのと温かい雰囲気のメロディーながら、
現実をありのままに綴る歌詞が心に突き刺さること多々。

耳を塞いだ音楽と 本の中で暮らす
これでいいわけはないけど 前は見ずとも歩けるの


雨の日も晴の日も わからないまま 生きた 輝く日々が


雨の日も晴の日も


昨夜のラジオが鳴り響く 笑いを押し殺す
いつか役に立つ日が来る こぼれ落ちた もの達が


雨の日も晴の日も 変わらないまま 過ぎた 輝く日々が
雨の日も晴の日も わからないまま 生きた 輝く日々が

(「変わらないまま」より)


焦燥や苛立ち、いろんな負の感情、
たくさんのどうしようもないことを真っ直ぐ見詰めつつ、
それをどこまでも優しく包む歌たち。


何年も後に聴いた時、どんなことを思うだろう、なんて。
そんなことを考えてしまう。長く聴けそうな一枚です。


へたな声をあげて