僕等の薄弱なアイデンティティー


爆弾の作り方

爆弾の作り方


amazarashiの2ndアルバム。
今月初めに買ってから、途切れることなく毎日聴き続けてます。
1stの衝撃に比べるとやや個性が薄いアルバムかな?と思わないでもないですが、
それでもふと気がつけば聴きたくなっている自分がいて。
メロディと言葉が頭から離れないんですよね。


歌詞とかキャラクターとに注目しがちですが、
ボーカルもメロディもそれに見事にマッチしていて。
現実の社会風刺的な面と、物語、寓話的な面、
それらが絶妙に絡み合って、独特の雰囲気を作っていると思います。


まだまだバンドとしては謎だらけで情報少ない状態は変わりませんが、
公式HPも一応ちゃんとした形で出来たことですし、これからが楽しみです。

http://www.amazarashi.com/movie/index.html




・いろいろと


才能と言うか、センスの無さに愕然とする。
その上まともに他人と喋れないときてる。
一体君はどうやって 今まで生きて来れたの? (「肖像」/pegmap)
って感じだ、まさに。
多分、昔は出来てた我慢や努力がいつかを境に
出来なくなっているのが問題なんだと思う。
で、どこかそれを諦めて傍観しているような自分がいる。


先週のどん底から気持ちは少し回復したけど、
何も根本的には解決していないし、いつまた落ちるかわからない。
それでも、目の前の地味な道を、進むしかないんだろう。
ゆっくりでいいから、ちょっとずつ。
そうしていれば、案外なんとかなる。…と、そう思いたい。

許されない僕等が 許されるための手段
傷つきやすい僕等が 身を守るための方法
僕は歌で 君はなにで?
僕は歌で 君はなにで? (「爆弾の作り方」/amazarashi)


何があるんだろう。ほんと。