この常客に人数はない

まとまらない、考え。
自分自身の心が、二階の窓を開け、
家から抜け出して夜遊びをしている。



揺れかたが、定まらない。
波が一旦遠ざかり、漠然とした不安だけが居座り続けている。


メロディは何かしら響いている。
絶え間なく。
終わりを拒むように。