あのときの笑顔をずっと忘れないで
去年の3月1日、午前7時45分。
Syrup16g
LIVE FOREVER
http://d.hatena.ne.jp/lost916/20080302
↑のライブレポの日から一年。
去年の今頃は帰りの夜行バスだった。
the last day of syrup16g [DVD]
- アーティスト: syrup16g
- 出版社/メーカー: UNIVERSAL SIGMA(P)(D)
- 発売日: 2008/05/28
- メディア: DVD
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DVDを観ながらこれを書いてる。
今、自分と、自分の家族が本当にしんどい状況にあることもあってか、
なんだかシロップ解散から一年経った、ということ以上のものを感じてる。
無駄に感傷的になって。あーあーって。
ちょっとブログ巡りしようと思っていろいろ見てたら、
シロップのことについて書いてる人がたくさんいて、
いろんな受け取り方があることを感じつつ、頷いたり考えたりして。
気が付けば読んだブログのほとんどに☆つけてた。
(いきなり誰これ?とか思った人がいたらすいません…)
シロップって存在は本当に自分とって大きかったんだなぁと思う。
いや、「大きかった」ってのも違うな。今も大きいまんまでそこらへんに横たわってる。
昨日書いたとおり、去年の冬は、「シロップがいなくなったら自分はどうなるんだろう」
とか思ってた。そして、あの武道館の日から一年。
今思ってる事は、「シロップは解散したけれどいなくなってはいない」ということ。
その音と、その存在は、自分のすぐそばにいつまでも残ってるんじゃないかって、今はそんな気がしてる。
明日のことを歌った歌はいつまでたっても消えない。
元シロップのメンバーも、それぞれの場所でそれぞれの新しい音を鳴らしてる。
五十嵐さんも、新しいバンドを作って、一歩前に踏み出そうとしてる。
それはもうSyrup16gではないけれど、その音がどう広がって、どう届けられていくのか。
今はそれが本当に楽しみだと思える。くどいようだけれど、
それは「シロップの次の五十嵐さんのバンド」ではなく、「犬が吠える」というバンドの音として。
これから、「犬が吠える」というバンドが自分の中で大きくなったり、
あるいは小さくなったりするすることもあると思う。
それがどうなったとしても、「Syrup16g」というバンドは自分の中からなくなりはしないし、
その音はずっと鳴り響いていてくれる気がする。
ライブレポを書いた時は、
「最後にもう一度、ありがとう。」と結んだ。
でも今はちょっと違う気持ち。
最後ではなく、ありがとうと言わせてもらいたい。
そしてこれから何度でも、ありがとう、と言いたくなる時が訪れる気がする。
今日、2009.3/1という日のシロップに、ありがとう。
急いで 人混みに染まって
あきらめない方が 奇跡にもっと 近づく様に
喧噪も 待ちぼうけの日々も
後ろ側でそっと
見守っている
明日に変わる意味を 「翌日」/Syrup16g