ふんぞり返っている 人間達が行く


・「(仮)或るミイのすべて」/或るミイ

(仮)或るミイのすべて

(仮)或るミイのすべて


完全に買うタイミング逃してたんですけどきっかけあってようやく購入。とても好きです。聴いていて得体のしれない妙な高揚感が湧き上がるこの感触、なんだか久しぶり。
メロディは基本ポップで聴きやすいんだけれど、何かひっかかる。そしてそのひっかかりが何故か心地よい。歌詞は断片的でパッと見繋がりが見えなかったりする。けれどこれも何故だか確実に残って、聴けば聴くほどイメージが広がって行く。
まだ自分の中で「これは!」という決定打になる曲が無いんですけど、今後ひょっとするとそういう曲をいくらでも作ってくれるんじゃないか、という期待を抱かせてくれるアルバムでした。