『SAKANAMON THE NON-FICTION 大阪編』 SAKANAMON/SEBASTIAN X / きのこ帝国 / OTOTOI GROUP @心斎橋JANUS
普段なかなか観られない感じのメンツで面白いライブでした。
・OTOTOI GROUP
男女ボーカルでキーボードやピアニカを含む5人組。
なんともいえない愛嬌がある、優しい音楽。
屋外とか似合いそうだな、と思った。
・きのこ帝国
初っ端、静寂の中、浮かび上がるように聞こえてくる声。
「憎しみと悲しみはとても似てるよ
悲しみと優しさもとても似てるよ」
とてもとても静かで、それでいて恐ろしいほどの感情の渦がそこに。
たった5曲だけれど、それを感じさせない濃密なステージだった。
いろんなものを含んだ土砂降りの雨の中にいるように思える、
そんな音と歌。溺れてしまいそうな感覚が心地よかった。
曲が終わった後の「ありがとう」がまた、曲中の緊張感が
嘘のようにあっさりと柔らかくて、何だか不思議な笑みがこぼれたり。
セットリスト
1.THE SEA
2.Girl meets NUMBER GIRL
3.WHIRLPOOL
4.退屈しのぎ
5.夜が明けたら
・SEBASTIAN X
このバンドは本当に謎。
何でこんなにぐっとくるのか訳がわからない。
他で出会ったことのない感覚を毎回味あわせてくれる。
一歩退いた目で見たら、馬鹿馬鹿しく思えてもおかしくない気がするけれど、
それをさせない、聴き手を全力で引きずり込むような音楽。
んー、まだまだ何度でも何度でも観たいな。
ワンマン、多分行く。
セットリスト
1.MIDNIGHT CLUB
2.光のたてがみ
3.サファイアに告ぐ
4.ハムレット
5.ワンダフルワールド
6.サディスティック・カシオペア
7.GO BACK TO MONSTER
セットリスト
ピラミッドの少女
ミュージックプランクトン
SAKANAMON THE WORLD
カタハマリズム
空想イマイマシー
妄想DRIVER
カタハマリズムの前後にもう1曲…何だったか。(汗)
勢いあって良いです。
MCのグダグダっぷりとか、ポジネガな感じとか、
何だか中途半端だけれど、それもなんか長所になってしまいそう。
こっからまだ大きくなっていくんでしょうか。
曲の途中で「アイデンティティがなーーい」と、
サカナ違いのネタをやって、「いつか怒られると思う」なんて言ってたけれど(笑)
あっちにも負けないぐらい頑張ってってほしいものです。