MINAMI WHEEL 2011


行ってきましたよー。今年は土曜のみ参加。
途中から雨降ってましたが、気にせず移動しまくって楽しみました。




・BIG STEP階段前フリーライブ(サニサイモン、suzumoku


恒例の開演前フリーライブ。
自分は毎年早めに来てるので、これ観ると、
「ああミナホが始まる」って感じでわくわくします。



・chou chou merged syrups(4曲)
女性ボーカル4ピース。
思ってたより音圧があって迫力はる演奏。
轟音でありながらどこか冷めた雰囲気を持ちつつ、
ボーカルがよく通っていて、なかなか良かったです。
また観る機会がありそうな予感。


http://www.audioleaf.com/chouchoumergedsyrups/



ココロオークション(1曲)
聴けたのはちょっとだけですが、直球で気持ちのいい歌でした。



・SiMoN(全曲)
ちょっと不思議な雰囲気の弾き語り。
言葉も音の鳴らし方も独特で、会場が椅子席中心だったこともあり、
目を瞑って聴き入りました。
音重ねてやってた曲(「男らしい曲」って言ってらっしゃったけど、
どこらへんが男らしいのかはよくわからなかった 笑)が良かったです。
サポートありのライブも観てみたい。


http://www.myspace.com/almondfishrecords



・Hekate(1曲)
ポップなエレクトロ。ただひたすらかっこよかったですね。
初聴きでも体が動かされる感じ。
売れそう(笑)



・ポッグカウチナゲット(全曲)
しばらく前からずっと観たいと思ってたところにミナホ出演で、念願かないました。
1曲目がdawnだったのと、ライナー、舌打ちをやったのは覚えます(記憶曖昧)
ドラムとツインギターの、要所で浮かび上がるような音の出し方に、
たびたびはっとさせられる場面あり。
ハンドマイクで何かに憑りつかれたように歌うボーカルさんの存在感も強烈でした。



・aromice.(2曲)
繊細な雰囲気のギターロック。
浮遊感ありつつ、力強い女性ボーカルが印象的。
かなあり好みな感じで、もうちょっと聴きたかったんですけど、
Flickersもどうしても観たかったので移動…


http://www.myspace.com/aromice



・The Flickers(全曲)
大量の曲(デモ版)をフリーで配信していた時期があって、
前から生で聴きたいと思っていたバンド。
これがこう、何が良いとうまく言えないんですが素晴らしかったです。
同じメロディー、同じ歌詞をループする構成の曲が多いんですが、
不思議とどんどん熱を帯びて周囲の空気を飲み込んでいく力を持っていて。
初期衝動的な、内からこみあげてくる感情が心地よかったです。中毒性高し。
11月にミニアルバム全国盤発売が決定してるので、いろんな人に聴いてみてほしいです。


http://www.theflickers.net/



YULO、LOOP CHILD、UPLIFT SPICEを1曲ずつ
視聴しまくったものの、特にこれ!というのがなかった時間帯。
歩き回って気が向いたハコに適当にふらっと入る、って感じで。
ミナホはこういうやり方でもけっこう楽しいのが魅力です。



SANISAI(3曲ぐらい)
男性二人女性一人で全員が歌うコーラスユニット。
とにかくお客さん含めた雰囲気が温かく楽しげで、
ミナホにぴったりのパフォーマンスだったと思います。
がちがちのバンドサウンドや、力の入った弾き語りばかりではなく、
こういうリラックスしたライブもいいもんだな、と感じました。



・ゆーきゃん(全曲)


サポートにキーボードの岡村さん(ときめき☆ジャンボジャンボ)と
ベースの岩橋さん(スーパーノア)がついての出演。
今までゆーきゃんは一人でのアコギ弾き語りしか観たことなかったので、嬉しかったです。
ゆーきゃんの声にキーボードの音はとてもよく似合います。
お客さんは自然に全員体育座りで聴き入る形に。
途中から入ってきた人が皆一瞬「?!」って表情になるのが面白かったです 笑
さらに、チューニングの合間に喋ってた内容がいちいちツボ。


「ゆーきゃんは床の上に寝転がって聴くのが一番正しい聴き方」
「全出演者の中で多分一番声が小さいのが僕だと思います」
「ミニアルバム発売で、初めて自分の姿を映したPVを作って…
 ドキドキしますね。YouTubeで一日10何件再生されるだけでも緊張するのに…
 タモリさんとかって凄いですね。」
「あ、タモさんはでもサングラスかけて素顔はさらしてないから大丈夫なんですかね」
等々…


ラスト、
「世界が終わるかもしれない、と思って作った曲でしたが、
震災後は、世界が終わらないでほしい、という思いで歌っています」
と前置きして歌われた「エンディングテーマ」が、
いつも以上に研ぎ澄まされた音の鳴り方で、今もまだ強く耳に残っています。


背中
天使のオード
空に沈む
サイダー
エンディングテーマ



・SAMURAI JACK UNIVERSE(全曲)
SEBASTIAN Xは規制かかってて観れそうになかったので(涙)
それならば、と気持ちを切り替えてSAMURAI JACK UNIVERSEを観ることに。
ずっと前、まだデモも出していないころにaudio leafで視聴して気に入り、応援してきたバンド。
ゆっくり着実に知名度を上げてきている彼ら、結果的に今回観ることができて良かったです。
まずボーカル江沼さんの歌声の力強さが凄い。
特に「It」のようなスローテンポの曲では、その存在感が際立ってました。
そして聴き手を引っ張り込むような世界観も◎。
「青」や「光」の感情むき出しのバンドサウンドに、
こちらも勝手に自分の感情をぶつけつつ揺られてみたり。
新曲も聴けたし、かなり満足感のあるライブでした。


beautiful
used world(新曲)
It
呼吸


Crying Swan



avengers in sci-fi(全曲)
ぎりぎり規制前だったので、これを逃すとなかなか観る機会はないと思いドロップへ。
サウンドチェックにかなり時間をかけてて、音へのこだわりが感じられました。
人が多すぎで噂の要塞状態な足元を見れなかったのは残念ですが(笑)
どうやって鳴らしてるのかまったくもってわからない複雑な音空間を体験できて、
なかなか楽しかったです。




・てなわけで


今年も心斎橋を走り回り、楽しい一日になりました。
お会いした方々、ありがとうございます。
そして出演者の皆さん、802やスタッフの皆さんにも感謝感謝。
来年が早くも楽しみな限りです(笑)


これからも、一年に一度生まれるこの音楽の街に、ずっとやってこれますように。