throwcurve10周年&OVER HAND/ANOTHER PERFECT PERSON release party @難波ロケッツ


初オールナイト参加。 
ステージ上とフロアの隅で交互に演奏が行われる、休みほとんど無しの濃いイベントでした。



・モルグモルマルモ


服装とかMCがゆるゆるで、
三枚目的なバンドかと思いきや、ところどころやたらかっこいい。
タクラマカンタクラマカンーって曲がやたら耳に残ってる。謎の中毒性(笑)


・ココアクラッシュ


こちらもなかなか強烈な個性を持った4ピース。
(この日の出演バンドはだいたいどこかしら普通じゃなかった。笑)
MUSEでワンマンやるらしいけど、そのイベント名が「おしっこ漏れそうな夜に」…。
曲とイメージが一致し無さ過ぎて困る(笑)


http://www.audioleaf.com/cocoapower/


・Orange Stones


ベースボーカル、主に英詞の3ピース。
まず演奏うまっ、と。なんだか貫録漂ってる気がした。
フロア、相当盛り上がっておりました。


・halo


前回のミナホでちらっと観て以来2度目。
音的には好みな感じだな、と再確認。
歌詞がどんなふうか、ライブではちょっとわかりづらかったけれど、
ちゃんと聴いてみたい。


http://halohalo.jp/disc/


・完全にノンフィクション


前々から気になってたバンド。ようやく観れた。
デモ入手できなかったのが残念だけど、
5月に全国リリースが決定してるので、楽しみ。

http://www.kznf.net/


・いったんぶ


サイケな雰囲気を漂わせまくってた。動きがいろいろおかしい。
それでいてギターソロがやたらかっこよかったのが印象的だった。
客もかなり巻き込みつつ、「オールナイト」的なノリが随所にみられたライブだった。


・ANOTHER PERFECT PERSON


「踊れる曲しかやりません」
言葉通り、アクの強いダンスロック。
この音にこのボーカルか!って感じで新鮮だった。



・中村“たこ”達紀&the psycho young


2人組でアコギ弾き語り+エレキサポ―トという形。
酒場で酔い潰れながらしみじみと聴き入るような、そんな音楽。
今回出演組の中では異色な感じだったけど、なかなか良かった。


mothercoat


実はライブ初観。
初っ端、「この度内閣総理大臣に指名されました管直人です。〜」
のエコー(サンプリングした音源)で演奏開始(笑)
普通じゃない空気を醸し出しつつもかっこいい。
変則的な音楽で、曲によって雰囲気も変わるけど、一本筋が通ってるなと感じた。


・THIS IS PANIC


なんじゃこりゃ。
何が何だかわからんけれどとにかく熱い。
自分はちょっと遠くから観てたけど、盛り上がり方凄まじかった。
うーん、音楽って限りない。


throwcurve


セットリスト


1.3番線
2.blAck Friday
3.憂国ブーム (feat. THIS IS PANIC)
4.It's only talking heads (feat. THIS IS PANIC)  (THE FUTURE RATIOのカバー…ということで。)
5.N.I.P
6.連れてって
en.エーとビー


活動凍結前最後のライブ。
熱気と緊張感の入り混ざった雰囲気の中、素晴らしいステージを繰り広げてくれた。
個人的には黒い金曜日の段階でノックアウトされ、
その後の怒涛の勢いにふらふらしながら心の中で涙ぐんだりしてた。
中村さんも、MCの度に、笑いながら泣きそうな顔してた。


THIS IS PANICのメンバーも参加しての、
「最高に不謹慎な曲」憂国ブーム、
「最高にかっこいい新人バンドのカバー曲」(笑)It's only talking heads
どちらも突き抜けてた開放感の中、わけのわからない楽しさが溢れだしてた。
(THE FUTURE RATIOについてはとりあえずググってみてください)


N.I.Pは終盤の盛り上がりが凄まじくてもうほんっとたまらなかった。
「連れてって」も同じく。
アンコールまで演奏し終わって、フロアを改めて見渡した時のメンバーの表情が目に焼き付いてる。
人って、あんな表情できるんだな、と思った。


ひとまず10年間お疲れ様でした。
今後の新たな音楽活動と、いつかの活動再開を、楽しみにしたいと思います。



CUSTOM NOISE


観るのは3回目。
「お祭りバンド」を自称するだけあって、毎回盛り上げ方がうまい。
今回は深夜、フロアでのライブ、そして交流が深かったスロカの後ということで、
かなり気合が入ってたんじゃないかと思う。
「ここが俺たちの家」と言ってしまいそうな勢いで、自分たちの空間を作りあげてた。


リバーシブル吉岡


仮面舞踏会風味、宴会カラオケ的なノリの下ネタ満載歌芸。
うん、あれだ。ひどい(笑)←褒め言葉
まさかのアンコールにも笑った。


・OVER HAND


手数の多い高速ドラムと、それに引っ張られながらうねるベース。
叫びっぷりも印象的だった。それぞれの音が一体となって暴れ回る感じ。


ネム


BAZOOベースの音無さんがベースボーカルやってるバンド。(というのは来てから知った。)
ここらへん(深夜3時過ぎ)になると
記憶がかなり曖昧なわけだけれど…(汗)
掴みどころのない不思議な音を鳴らしていた。
聴いてると不安が募るけれど、何だか聴かずにはいられないような、独特の雰囲気。



・ゆれる


「膝を抱えて」が凄まじく良かった。
体の芯がゆれて、結果、周りの全部がゆれて見える。
3曲目(タイトル失念)もかなり良かった。
轟音で揺さぶるだけじゃなく、しっかり聴かせる部分の魅力も大だな、と改めて。


・mement 森


名前やライブの評判はけっこう耳にしていたものの、
何だか得体の知れない存在で、しっかり聴いたことがなかったバンド。
ラストに面白いもの観れるかな、みたいな軽い気持ちでいたのだけれど、
演奏始まって1分経った頃には完全にひきこまれてた。
何だろう。
あの圧倒的な存在感は。
あの場所にいなければ絶対にわからない、熱、熱、熱。
正直、普段の自分ならちょっと冷めた感じで流してしまうような言葉やパフォーマンス。
けれど、あれだけ命かけて全力でやられたら何も感じないわけがない。
ギターの人とか、もう完全に音と一緒になって泣いてた。泣いた姿が音になってた。


http://m-pe.tv/u/page.php?uid=mementomorihp&id=1&guid=on




音楽って凄い。
そんなことは前から分かっていたけれど、もうひとつ。
音楽って強い。
そんなことを改めて感じさせられたイベントだった。



ありがとう。