2010年 よく聴いた音源のまとめ


 今年も残すところあとわずか(時が経つの早すぎませんかねららら…)。そんなわけで、そろそろ毎年恒例のまとめです。2010年発売、ではなく、2010年に自分が出会った音源、ということで。
 去年と同じく、シングル5枚、ミニアルバム5枚、アルバム5枚選んで…と言いたいところなんですが、もうなんせ良いCDが多すぎたので、シングルのみ5枚のままで、ミニアルバムとアルバムは10枚ずつ、どどんと紹介したいと思います。読んでくださってる方、聴いてない音源あれば、視聴だけでも是非どうぞ。


※便宜上、シングル=4曲以内 ミニアルバム=5〜7曲、アルバム=8曲以上、ということにして選んでみました
※(追記) ↑と思ってたんですが、plentyの区分間違えてました…(汗)まぁ見逃してください。




シングル


・「HAPPY」/ BUMP OF CHICKEN
 カップリングのpinkie含め、こんなに心の底からどっぷりはまったBUMPの曲は久しぶりでした。文句無し。
http://www.youtube.com/watch?v=RwCl11tyWP0


・「風の歌」/GRAPEVINE
 バイン節炸裂。来年のアルバム&ツアーが楽しみです。


・「神様の椅子 e.p.」/tacica
 収録4曲どれも素晴らしいので、表題曲しか聴いてない方とかもしいたら是非に。特に「セメルパルス」がたまらなく好きです。


・「Movement」/the pillows
 こちらも収録3曲とも素晴らしい出来。歌詞に自分の好みな成分が多く、歪んだサウンドも嬉しかったです。
http://www.youtube.com/watch?v=7AdfHMFPml0


・「201X-EP」/throwcurve
 配信限定。自分がiTunesでお金出して買った初めての音源になりました。これまた収録3曲(ry 突然活動凍結の知らせがあってびっくり&残念ですが、何か新しいことをやろうと考えているようなので、じっくり見守りたいです。
http://www.youtube.com/watch?v=8WOYc1lqEX4



・次点…
「sky mouth」/People In The Box
「夕凪連鎖」/viridian
蒼穹のレプリカ」/世界
「幻の命」/世界の終わり
ダンボールに囲まれて」/ウラニーノ



ミニアルバム


・「0.6」/amazarashi

0.6

0.6

 他の2枚のミニアルバム含め、今年は一年中amazarashiの音楽を聴いていた感があります。メディアでは歌詞ばっかり強調されてますが、それに説得力を持たせるメロディーも本当に良いです。
http://www.youtube.com/watch?v=nqJE_d0GGA4


・「 理想的なボクの世界」/penty

理想的なボクの世界

理想的なボクの世界

 前作から一歩奥へ踏み込んだ感のある一枚。年明け発売のシングルでは、また更に違った一面をみせてくれているので、これから更に期待大。
http://www.youtube.com/watch?v=5-iD0lYLl0E


・「rumpus room」/ヒツジツキ

rumpus room

rumpus room

 風景が浮かび上がるショートムービーのような曲が集められています。どこが良いってはっきり言えないんですけど、気が付いたら聴いてることが多かったです。
http://www.youtube.com/watch?v=7XGq_UT4qu0


・「サンゲンショク」/viridian

サンゲンショク

サンゲンショク

 viridianに出会えたのは今年の大きな収穫の一つ。アコギ&エレキの絡みとドラムの大胆さが絶妙で、ベースレスなことを感じさせない骨太感。またライブ観たいです。
http://www.youtube.com/watch?v=1bmS1XWL5So


・「琥珀のシンフォニー」/ 世界

http://www.room-of-theworld.com/sekailab/?page_id=309
 ちょっとどっか外れたような突拍子もない世界観。それを支える馴染みやすいメロディーと真っすぐ貫くように響くボーカル。ライブ会場限定500円のデモですが、そうとは思えない出来です。大好き。
http://www.youtube.com/watch?v=J5Cyqez7r4g


・「ことの は」/小谷美紗子

ことのは

ことのは

 本人が「日本語を大事にした」というのも納得の、繊細で色感溢れる一枚。小谷さんの歌声が優しすぎて、忘れてた感情が全部零れ出すような気持ちになります。
http://www.youtube.com/watch?v=gbEgmM3CKAw


・「グッバイ、ガールフレンド」/ 踊ってばかりの国

グッバイ、ガールフレンド

グッバイ、ガールフレンド

 サイケデリックで変なバンドっていう印象でしたが(それも間違ってはないんですが笑)、この2ndは歌詞世界がとんでもなく濃くて、気が付いたら頭に曲が浮かんでいる、ということがよくありました。「テカテカ」がとにかく凄い。
http://www.youtube.com/watch?v=eH3hjM4aucQ


・「オールドルーキー」/竹原ピストル

オールドルーキー

オールドルーキー

 表題曲がとにかく素晴らしく、今年は随分支えてもらいました。録音でも伝わる熱量。
http://www.youtube.com/watch?v=OKEEEnh7Vyg


・「4F」/ butter butter  

4F

4F

 ギターサウンドが唸ってしまいそうなぐらいの格好よさ。低音でごりごり押す感じも好きです。 
http://www.youtube.com/watch?v=9LA0qD83AzI


・「Shopoon!!」/チーナ

Shupoon!!

Shupoon!!

 鍵盤とヴァイオリンを軸に、見事に調和のとれた、他にはお目にかかれないタイプの音楽。歌詞の単語の選び方も面白いです。この先期待大。
http://www.youtube.com/watch?v=Z9Dkl3kLpjo



次点…
「RE DISTOTION」/ハヌマーン
ワンルーム叙事詩」/amazarashi
「爆弾の作り方」/amazarashi
「VOX」/LUNKHEAD
「シグナル」/viridian
「星の子DISC」/世界
「contradiction of the green forest」/真空ホロウ




・アルバム


・「Lost & Found 〜2006 - 2010〜」/PaperBagLunchbox

http://www.pbl.jp/lostfound.html


 今年一枚選ぶなら間違いなくこれ。タイミング的なものもあったんでしょうが、今の自分に思いっきりヒットしました。散々このブログにもあれこれ書きましたが、「良い」しか言うことが無いです。来年1月に一般全国流通の3rdが出ますが、まず間違いなくPBLの音はどんどん広まっていくと思います。というか広まれ!(笑)
http://www.youtube.com/watch?v=lscB7osay3w


・「The Light」/Good Dog Happy Men

The Light

The Light


 おそらく2010年再生数ナンバーワン。ただただ、音楽。夜の街灯の下を歩いていると、無性に聴きたくなります。いろんな意味で、思い出深い一枚になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=rDlvdn4ERMg


・「ファンファーレと熱狂」/andymori

ファンファーレと熱狂

ファンファーレと熱狂


 得体のしれない漠然とした不安みたいなもの。それとは対照的な、ファンタジーの世界のようにキラキラ輝くもの。いろんなものを詰め込んで、混ざったままに放り投げて、問いかけるような曲たち。1st共々、まだまだ長く聴き続けることになりそうなアルバムです。
http://www.youtube.com/watch?v=Xl79-BPr0pE


・「ほぞ」/ Climb The Mind

ほぞ

ほぞ


 生活。歳をとるということ。その感触が驚くほどに伝わってくる曲たち。ポストロック的なサウンドでありながら、日本語の響きがごく自然に自分の中に入り込んでくる。もっともっと多くの人に聴いてほしい作品です。
http://www.youtube.com/watch?v=UAMtTL4Zt5c


・「Family Record」/ People In The Box

Family Record

Family Record


 聴く人の想像力をこれでもかとかきたてる、そんなアルバム。まだアルバム発売後ライブ観てないので、ワンマンに行ったらまた違って聴こえそうな予感があります。スルツェイ→JFK空港→どこでもないところの流れは圧巻。
http://www.youtube.com/watch?v=5cAOuWTuFEs


・「cinema」/カフカ

cinema

cinema


 とにかく優しい。体温がしっかりと伝わってきます。前作までの少し無機質な空気も好きでしたが、今作で、内側から外へ出て行こうとする部分が見えた結果、歌詞やメロディーの良さが際立つようになった気がします。自分にとって、どんな気分であっても聴ける、ありがたい作品になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=eJv0WyCYk-U


・「震える牙、震える水」/長谷川健一

震える牙、震える水

震える牙、震える水


 空気を小刻みに震わせる独特の歌声と、シンプルで心地良いアコギ&ピアノの伴奏、そして宙を漂うような言葉たち。不思議と何度も何度も聴きたくなるアルバムです。アジカンの後藤さんのイチオシだったりもします。
http://www.youtube.com/watch?v=GS0UITHSSNY


・「ロスト アンド ファウンド」/LOST IN TIME

ロスト アンド ファウンド

ロスト アンド ファウンド


 海北さん曰く「ネガティブに前向き」なアルバム。…自分にぴったり(笑)わかりあえないからこそ、わかりあおうとする、そんなどうしようもないけれど、なんだか愛しい気持ちが詰まってます。
http://www.youtube.com/watch?v=ExHDPgYdjMg


・「1億年レコード」/まつきあゆむ

http://matsukiayumu.com/1oku/


 自分にとっての2010年はこのアルバムから始まったと言っても過言ではない。それぐらい、いろんな意味でインパクト大でした。ダウンロード販売やネット上での音楽に、驚きとわくわく感を与えてくれたこの音源の存在は本当に大きかったです。2011年に初めて聴く新譜も、まつきさんの新作になりそうです。楽しみ。
http://www.youtube.com/watch?v=OkBpjXEB-P8


・「COSMONAUT」/BUMP OF CHICKEN

COSMONAUT

COSMONAUT


 まだまだ聴きまくってます。ほんとに角度によっていろんな表情をみせてくれる曲たち。2010年は、HAPPYの発売から、自分の中でのBUMP熱が再び高まった年になりました。願わくば、来年ツアーして、この熱を更に大きくしてくれますように(切実)
http://www.youtube.com/watch?v=WRSNKvc9NpY



・次点…
「MY MIND WANDERS」/peridots
「ベッドフォンタウン」/PaperBagLunchbox
「dis is the oar of me」/ Discharming Man
「HEADPHONE GHOST」/tobaccojuice
「どこまでも行けるさ」/tobaccojuice
「still a Sigure virgin?」/ 凛として時雨
「kikUUiki」/サカナクション
「天竺と馬脚」/忌井三弦
「旋律」/砂場
「いつも通りの世界の終わり」/キツネの嫁入り
「billion voices」/七尾旅人
「ばかのうた」/星野源
ALMA」/ACIDMAN




 …以上。たくさんあげすぎてまとめになって無い気もしますが、それだけ良い音源が多かったということで。

 まだまだ聴きたいのに聴けてない音源もたくさんある中、あれもこれも気にするあまり、集中して曲と向かいあえない、なんてことが無いようにしたいです。来年もまた数えきれないほどの好きな音楽に出会える事を期待。


 いい音楽がいつも「ここ」にありますように。