寂しいと叫ぶには 僕はあまりにくだらない



誰かと通じ合う感覚とか、持ってみたいと思うけれども、
受話器の持ち方も番号の押し方も知らないし、
コードはいつもぐちゃぐちゃと絡まり合ってる。
諦めて、周りの音を聴く。馬鹿みたいに、耳を澄ます。




だいたいいつもうそっぽい。




言葉は弱くない。
使う側が弱いだけ。
って、誰かが言ってたような。



暗い話を聞きたいが 笑って聞いていいのかな
思い出して眠れずに 夜を明かした日の事も
(「くせのうた」/星野源 より)