-Octavio×ZOMBI FOREVER presents 『めが、みっつ。』NISEUO cosmic-chang mothership progress /キツネの嫁入り/NOVOS NANIWANOS / Qurage /Octavio / goomi


これまた素晴らしいイベント。
参加バンド全てライブで観るのは初めてなのに、なんだか親しみが持てる雰囲気だった。


以下レポというよりは自分用のメモ。
なので、行ってない方にはわかりづらいかも。
リンクは貼っておくので参加バンドに興味を持ってもらえたら嬉しい。


・NISEUO cosmic-chang mothership progress

2002年、夢の惑星”NISEUO”から、
キャプテンB.T.Gyazarinton(vo/tp)を中心にR.Sutainbuu(mar/tb)、
D.P.Kuraudobohn(b)、Y.Lii(p/org)、U.B.Gurei(as)、J.B.Z(dr)が
人類の起源である光の地”チャークチャンク”を目指し、"NISEUO mothership"に乗り込み現在の旅に至る。

(公式の紹介文より引用)


開演に間に合わなかったので途中からだったけど十分すぎるほどインパクトがあった。
単なる演奏ではなく、音楽を使ったエンターテイメントショーという感じ。演劇にも近いものを感じた。
やかんに何やらいろいろいれて煙だしてみたり、お客さんも巻き込んで怪しげな踊り踊ってみたり。
ラストのポンプ(自転車の空気入れ的な)に合わせてみんながギクシャクと演奏する曲が良かったなぁ。
(ボーカルさん…じゃなかった、キャプテンさんいわく、彼が発明した自動演奏装置(笑))
ラストは膨らませた巨大風船がパーンと割れて、中のお札(子供銀行券的なやつ)が飛び散って終了。
とても楽しかった。


http://www.myspace.com/niseuocosmicchangmothershipprogress



キツネの嫁入り


アコースティックで不思議な世界観。
女の人(ひーちゃんさん)がアコーディオンと木琴(?)兼任してて、演奏してる姿がなんだか気持ちよさそうで良かった。ボーカル&アコギの人(マドナシさん)は、いい声にいい顔。MCはなんだかちょっと不思議(笑)マイペース?
曲紹介で、
「最初のは〜(覚えてないけど、「進んで行くという曲」、みたいな紹介だった気がする)〜という歌、2つ前にやったのはみんなで集まってるとなんだか楽しい気がしますが実はそうでもないんやないですか?という歌、今やったのは、よく白黒つけるみたいな話があるけどグレーっていう選択肢もあるんやないですかね?という歌。」
と、だいたいそんな趣旨のことを淡々と適当な感じで言ってらしたのが印象的。
で、そのあと、「キツネの嫁入り史上一番前向きな歌」との紹介でやってた曲がとても良かった。


マドナシさんがドラム(パーカッション)の人(カギさん)に無茶ぶりみたいな感じでソロを要求して、
他のお二人は椅子に座って見守る、という構図になったシーンがあって、なんだか新鮮な感じがして、いい雰囲気だった。カギさんは普段ソムリエ的なことしてて忙しいとかなんとか。


全体的に凄く好みな感じで、今日は迷った末に買わなかったけど、今度CD買おうと思った。
ライブもまた観てみたい。


http://www.myspace.com/kitunenoyomeiri



・NOVOS NANIWANOS


寒くないんですかと言いたくなるような姿(半そで短パン他)で登場。
ブラジルの音楽が好きでそういう方向性でやってるらしい。(でも曲名はナニワだらけ)
YouTubeで映像流してたらブラジルの方に声かけられて、向こうで知名度上昇中とのこと。
ファッションショー的なものに曲が使われる、ともおっしゃってた。


そんな感じで楽しさ重視で終始明るい演奏をしてくれてた印象。
ギターの人がミニエレキ的な奴で演奏してたのが気になった。(無知なもんで正式名称がわからない…)
ファンの人(?)が5人ぐらい、前の方で凄く楽しそうに踊ってたのも印象的だった。


http://www.myspace.com/novosnaniwanos


Qurage


一番のお目当て。
アコギ一本とはいうものの、エフェクターとかテープとか駆使していろいろやってた。
音の出し方がいちいち面白くって、手元や足元を凝視。なんだか新鮮。(この日は新鮮な体験ばかりだった)
そして改めて、自分は彼の声が物凄く好きだ、と強く感じさせられた。。目を閉じて聴いてたらこの上なく心地良い。どこかに飛んで行ってしまいそう。
MCはあまり上手でない様子(笑)octavioのマサさんと交際してるとかなんとか、言葉に詰まりながら(笑)
でも逆に親しみ持てる感じだった。
「ラブレター」では音源で聴くのに比べて力強さを感じた。最後のカバーも凄く良かったな。
(好感度を上げるためのカバーと言ってらした。)


ペトリ
さがみはら
ラブレター
東京ソニックユース
ひこうき雲ユーミンカバー)


http://www.myspace.com/qurage



・Octavio


曲によって凄く雰囲気が違って面白かった。
使ってる楽器も曲によって変ったり、交代したり。リズム隊がとにかくいろいろやって活躍してくれた感じ。
ラストにやった曲が特に良かったな。ああいう風なアコースティックならではの音の高まり、最近好きになってきた。
MCではメモ(携帯)見ながらしゃべってた。
四人がステージで輪になる感じの並びになってて、視点が一か所で交差するような雰囲気があっていいなーと思った。
またライブで観てみたい。


http://www.myspace.com/octavioweb


・グーミ


本日のお目当て2。
トリプルボーカル、めっちゃ楽しそう。
バイオリンもとてもなめらかで、弾きながら歌うの凄いなーと思った。
音重ねてたので、どういうふうにやってるのかなーと、どれが生音か聴き分けるのに必死になったり。
セトリしっかり覚えてないけど
「静寂の家」「誘惑気配」「サテライト」「suncathcer」「50年」は、やった気がする。(間違ってたらすみません…)


全体的にCDで聴くより音が分厚くて迫力ある感じだった。
ギター兼バイオリンの小畑さんとか、けっこう派手に揺れながら弾いてた覚えが。
最後のアンコールでやってくれた新曲がとても良かったので、音源化に期待。
途中機材トラブルみたいなのもあったけど、凄くいいステージだった。


http://www.myspace.com/goomi678




と、6つの出演したアーティストがどれもこれも個性的で面白く、
長丁場にも関らず全く飽きることなく楽しむことができたイベントだった。
有名なバンドのワンマンもいいけど、こういう温かみのある雰囲気のライブが自分は凄く好きだ、と改めて思った。


イベンターのみなさん&出演者のみなさん、ライブにかかわった全ての人に感謝。