ザ・アウトロウズPRESENTS〜みんなのうた vol.13〜 大柴広巳/竹原ピストル/八ックルベリーフィン/ザ・アウトロウズ

行くつもりなかったんですけど、
あまりに駄目人間な生活送ってて気力体力がなくなる一方で…
このままではいかんと衝動的に(半ばやけっぱちで)ファンダンゴに。




・大柴広己


割かしスタンダードなアコギ弾き語り。
基本的にゆったり目で穏やかな曲が多かった印象。
よく通る声で、なんとなく路上とかも似合いそうだな、と思ったり。
ちょっと激しめの曲もいくつかあり、
こちらは声だけでなくギターの音の良さも目立ってて、なかなかよかったです。


http://www.myspace.com/oshibab



竹原ピストル


本日のお目当て。
こちらもアコギ一本弾き語り。
…とは言ってもスタンダードにメロディを奏でていて大柴さんと違い、
こちらはまさに「語り」という感じで、定まらないリズムで歌い上げます。
早口でささやくように語るフレーズもあれば、
全身からふりしぼるように大音量で歌い上げるフレーズもあり。
ときに詩の朗読も交えながら、
言葉と感情の力を前面に押し出した感じのライブでした。


全体を通してマイクからかなり離れて歌っていたのも印象的。
個人的には最後の曲が終わった時点で「ああもう今日これで満足だ」と思ってしまいました。
ありがとう、と、何度も言いたくなる演奏でした。


http://livepistol.seesaa.net/



・八ックルベリーフィン


ライブを観るのは初めて。
メンバーみんな目を合わて互いを確かめるようにして
演奏しているのがいいなーと感じました。
この日は「ロックな曲多め」とのことで、確かに
自分が抱いていたイメージよりも濃い音鳴らしてるなーという印象あり。
「バンド」ってこうだよなー、というような、
シンプルながらも芯の通った気持ちのいい演奏でした。


http://www.huckle-f.com/



ザ・アウトロウズ


実は全く聴いたことなかったんですが、思ったよりかなり楽しめました。
フラカンにも通じるような真っすぐでわかりやすいロックンロール。
演奏もさることながら、メンバー、そして最前にいるお客さんたちが、
本当に楽しそうに揺れていて、なんだか観ていて幸せな気分になりました。
いい笑顔見るとつられて笑顔になりますね。
曲を知らなくても、こんなふうに楽しめることがあるからライブはいいんだよな、と改めて思いました。
ファンダンゴは特にそんな色合いが強いライブハウスな気がします。


アンコールまでしっかり堪能して帰路につきました。

http://www.myspace.com/theoutrows


駄目人間で現状どうしようもない自分だけれど、
受け取ったものは大事にしていきたいな、と思っています。
ライブにかかわったすべての人たちに感謝を。ありがとうございました。