凛として時雨 TOUR2010 “I was music” @なんばhatch


久々の時雨ワンマン。ツアー初日。そして今年初ライブ。
苛々を切り裂くような音、
頭の奥の奥の方まで、すーっと響いてきました。


以下、セトリあり。簡単に箇条書き的な感じで。








最初はどの曲だろう、
どのギターの音が聴けるんだろう、
とイントロから堪能するつもりで集中していたら、
ギターの音色を認識する前にTK氏の甲高い声が耳に飛び込んできました。
初っ端から「鮮やかな殺人」
テンション最初からMAXな場内。お客さんにぎやかになったなぁ…と実感。
全員凛としたお客だった頃のライブ映像が懐かしい(笑)




「sadistic summer」の345さんかっこえーなーと再確認。
ピエールな中野さんのスティック回しに見惚れたり、TK氏の指の動きに目がついていかなくなったり。
やっぱりこの人たち、凄い、と1人で興奮してしまいました(笑)



DISCO FLIGHTのツインボーカルの掛け合い、
その迫力に見てるだけで汗が吹き出してきました。
そして間髪入れずぼそりと「新曲やります」の一言。


2曲新曲やったんですが、特に1曲目が凄まじかったです。なんだあの展開の仕方…
2曲目はTK氏の叫び方がもう完全にどっか別世界に行ってた感じがしました。



TKアコギに持ちかえ、椅子に座って「Tremolo+A」
自分、前のツアー行けなかったのでこれライブで初めて観たんですが…
なんなんですかねあのピッキングの動き。あなたの手は機械化されてるんですかと疑いたくなるような…
溜め息こぼれそうでした。




TK「あげあげのキラーチューンやります」
笑ってしまったのは内緒。
しかしながらその後の「想像のSecurity」は笑ってる場合じゃない
感じで目が釘付けに。さらにテレキャスターの真実」
この曲のラストはもう鳥肌もの。何であの複雑な音がバシッと決まるのか。いや、ほんと凄かったです。




TK「メンバー紹介しますか」
 「ドラム、ピエール中野さんです!」

で、自己紹介するのかと思ったらドラムソロ開始。
これもまた圧巻。
音圧凄いし、手は分身して見えるし、スティックは空中回転しまくるし。
で、そのままの流れでJ POP Xfileへ。
なんか濃密すぎて、かなり後ろの方で観てたにも関わらず空気が薄く感じました。ヒリヒリ。



そんな空気を見透かしたかのように、
ピエール中野さんのぶち壊しMCタイム(笑)
いつもどおり下ネタ満載というか下ネタオンリーでありました、はい。
ほんと喋らなければかっこいいのに…喋らなければ。
長生きしますよ彼は(笑)




で、後半。こっから正直よく覚えてません(汗)
もうね、熱気が凄くて演奏も切れまくってて。
傍観組でこれだから前の方行ってたら大変なことなっただろうなーと思います。
モッシュもダイブもけっこう凄かったし。


3人ともかっこよすぎ。




和みタイムもとい345さんのMC&物販紹介タイム。
↓こんな感じ
「こ、こんばんは。皆さん、あり、あり、ありがとうございます。
えーっと、えー、えー、たくさんの人がきてくれて、嬉しいです。」(消え入るような声で)
…ずるいですね(笑)
「ぜひぜひぜひぜひ」を連発したり、
「今回めずらしく3人ともお、お、お揃いのTシャツを着てます」
と照れ笑いしながら言ってみたり。いやーずるいですね(笑)




と、思いっきりゆるーい空気にしておいて、
いきなり照明が暗くなり、場内を冷たい音が包んで…ラストの「傍観」
このギャップがもう…(壊)。
壊れそうな歌声が、壊すような轟音に変わり、
そして最後の感情が裂けるような叫びへ。
いつもどおりアンコールは無しで、メンバーが去った後も
ギターの音が悲鳴のように鳴り響いていました。




セットリスト



鮮やかな殺人
Sadistic Summer
CRAZY感情STYLE
DISCO FLIGHT
新曲
新曲
Tremolo+A
想像のSecurity
テレキャスターの真実
JPOP Xfile
Telecastic fake show
nakano kill you
感覚UFO
ラストダンスレボリューション
a 7days wonder
傍観





16曲。少な!実際時間も一時間半と短めでした。
でもその分中身の詰まった濃いライブだったと思います。
欲を言えば、「Acoustic」、「moment A rhythm」、「夕景の記憶」、「mib126」あたりが聴けなかったのが残念。
激しい曲もいいけど、時雨独特のひんやりとしたスロウナンバーをもっと生で聴かせてもらいたいな、と思ったりしました。
また行きますので今度はそこんとこよろしくお願いしますよ時雨メンバー&スタッフ様。


会場にいた皆さん、読んでくださった皆さん、
ライブに関わった全ての方々に感謝を。ありがとうございました。