僕等の今いる場所が　まだ見ぬ座標になってゆく

いろいろといっぱいいっぱいだった。ここ数日。
いや、まだ過去形にしていいのかよくわからなけど、
とにかく少し元に戻せるようにしたいと思う。

・ずっと言えない　言葉にならない

水の中で呼吸しているのに息苦しさはない。
そんな不思議な心地よさを感じさせてくれるアルバムだと思った。

「ダイバー」で空に飛び込んで、深く深く潜っていって。
「メロウ」でゆっくりと漂って。
「ドレミ」で優しい音に包まれて。
あとはずるずる浸りまくって心地よいモードへ一直線。

「夢を見ていた」ではじまる「unknown」の温かさ。
「夢は醒めない」で終わる「アクアリウム」の繊細さ。

「さかなになって」はラストのノイズ的な音が凄く好き。

そして「メトロノーム」。ひとつの終着点であり、出発点でもあり。
その揺らぎ、その鼓動、もっともっと、聴いてみたい。

１２月のライブが楽しみ。

君は泣かない　いつも同じ色にくるまって
誰かがそっと触れても変われない
音のない　時を宙に舞って
君が作った君を　見つめてた

何もない　君は自由になって
壊れてゆく水槽で息をした

夢は醒めない

（「アクアリウム」より）