途切れそうな音

聴いていなくても頭に流れる音楽がある。
聴く気になれなくても、まだ自分の中に残っている音楽がある。
まだ、それがある。
それしかない?
わからない。

子供のまま年だけ積み重なっていく。
重なりを避け続けて、薄っぺらいまま。
どこまで行くのだろう。行けてしまうのだろう。