2011年 よく聴いた音源のまとめ


ぐだぐだやってる間に年が明けちゃいましたが、2011年に聴いた音源を振り返りたいと思います。
前年に引き続き、シングル5枚、ミニアルバム10枚、アルバム10枚、悩みに悩んで選んでみました。
どれもこれも素晴らしい作品ばかりなので、聴いてないものがあれば、ぜひぜひ手に取ってみてください。AmazonYouTubeその他のリンクも貼ってるので、ご参考に。




※便宜上、シングル=4曲以内 ミニアルバム=5〜7曲、アルバム=8曲以上、ということで選んでます(一部例外あり)



シングル


・「Lovely taboos」/People In The Box
ライブ会場&通販限定という特殊形式でのリリース。CDを出すたびに新しい引出しを見せつけられつつ、信頼感が増していくのを感じます。ずっと期待し続けていられるような、そんなバンド。それが今のピープル。
http://zankyo.shop-pro.jp/?pid=34731253


・「くだらないの中に」/星野源
ミニアルバムの区分にしても良かったんですがこっちに。表題曲含め、収録4曲(くせのうたの新録を含めると5曲)どれも歌詞が素晴らしいです。個人的には「ブランコ」がお気に入り。
http://www.youtube.com/watch?v=K2PVq10dsiM


・「十字衛生軍」/限りなく透明な果実
「世界」の解散から、新たに始動した限りなく透明な果実。いきなりその存在感を見せつけてくれた一枚です。心地よいハイトーンの歌声が、物語の中にいるような楽曲の雰囲気によく似合ってます。今後が楽しみすぎる。
http://hookuprecords.shop-pro.jp/?pid=30705608


・「COME BACK ep」/pegmap
pegmap久々の新譜。以前のどろどろした重たい雰囲気を残しつつ、新たな側面を感じさせる一枚になってます。一般流通させてほしい…
http://www.youtube.com/watch?v=UMmUVpvjK6I


・「still going ep」/REEFER
活動再開したREEFERのライブ会場&通販限定3曲入りep。「トノソン」って曲がほんっと良いです。彼らの楽曲は、「魂震わす」って言葉がよく似合う。
http://www.web-reefer.com/blog/discography/



次点…
・「人との距離のはかりかた/最近どうなの?/人間そっくり」/plenty
・「ゼロ」/BUMP OF CHICKEN
・「イロドリの種/クロックワイズ」/Applicat Spectra
・「無神論」/KUDANZ
・「It's a beautiful morning」/SAMURAI JACK UNIVERSE
・「(Two)into holy」/THE NOVEMBERS
・「The Cat That Does Not Dry, Nor Overflow」/四角シャボン




ミニアルバム


・「僕らの時代」/伊藤成男

http://18.xmbs.jp/itoyou/
BAZOOのボーカル伊藤さんの、ソロとしての初音源。「伊藤成男音楽団」として、ピアノ、アコーディオン、鉄琴等、様々な音を取り入れた作品になっています。音楽を鳴らす喜び、楽しさに溢れた一枚。聴いてるだけでなんだか幸せな気分になれます。
http://www.youtube.com/watch?v=cZJ0kX6K4gU


・「人間遊び」/Suck a Stew Dry

人間遊び

人間遊び

暗いトーンとかなりネガティブな歌詞、他のバンドの影響もちらほら伺えますが、「結局誰もがフォロワーで」と歌の中で言ってしまったりするなど、似たタイプのバンドの中で決して埋もれることのない突き抜けたものを持っている気がします。これがまだ全国流通としては1st。今後が非常に楽しみです。
http://www.youtube.com/watch?v=o2AXGVLb0OM


・「NO SIGNAL」/シグナレス

ノー・シグナル

ノー・シグナル

フルアルバム扱いにしようか迷いましたがこっちで。池永さんの作り出す幅が広く心地よい打ち込みサウンドに、ゆーきゃんの囁くようなボーカルがのって、まるで風のように心の中に入り込んできます。歌詞も彩り豊か&優しさと棘が同居しててとても良い感じ。
http://www.youtube.com/watch?v=UHysI0DGnlg


・「失う用意はある?それともほうっておく勇気はあるのかい」/アナログフィッシュ

失う用意はある?それともほうっておく勇気はあるのかい

失う用意はある?それともほうっておく勇気はあるのかい

タイトルからして!となりますが、中身も非常に濃い。アナログフィッシュはアルバムも良かったですが、個人的にこちらの衝撃&まとまり具合が強く印象に残っています。
http://www.youtube.com/watch?v=Ds8E-0s95ag


・「BABEL」/SAMURAI JACK UNIVERSE

BABEL(バベル)

BABEL(バベル)

2011年の作品じゃないですが、特別枠で。ボーカルの存在感が目立ちます。儚さと力強さが交互に見えてくるような楽曲たち。ライブで収録曲を聴いて思い入れが強まりました。
http://www.youtube.com/watch?v=1y-dqNf8ptY


・「musiquo musiqua」/musiquo musiqua」

musiquo musiqua

musiquo musiqua

素人の自分でも、聴いててその演奏技術の凄味が伝わるmusiquo musquaの1st。目まぐるしく動き回る曲の展開、はっとするようなギターソロ。ボーカルが安定すればかなり凄いことになりそうな気がします。
http://www.youtube.com/watch?v=Doxa7S93NW8


・「kamiyoshine」/忌井三弦

http://diskunion.net/movie/ct/detail/IND7455
忌井さんのおそらく最後のソロ作品。聴いていると「日常」という言葉のイメージが、緊張感を持ったものに変わっていくのを感じます。今後、復活した真空メロウでの活動がほんっとうに楽しみな限り。


・「ロータリーソングス」/ゆーきゃん

ロータリー・ソングズ

ロータリー・ソングズ

ゆーきゃん久々の正式音源。短いながらもじわじわ体に沁みわたる楽曲が詰まっています。この雰囲気は彼にしか出せないですね。
http://www.youtube.com/watch?v=m8OVkCpxap4


・「Wonderground」/The Flickers

http://tower.jp/item/2972267/WONDERGROUND
初期衝動の塊みたいなバンド、The Flickersのタワレコ限定音源。打ち込みを多用しつつも、ライブ感溢れるサウンドに仕上がってます。あれこれ説明せずとも↓のPV観ていただければある程度伝わるものがあるかと。是非是非ライブで聴いてみてほしい。
http://www.youtube.com/watch?v=JHoQjfwSBaY


・「mutilation」/ゆれる

mutilations

mutilations

待ちに待ったゆれるの1st。体の一番奥から絞り出すような歌声には、単純な勢いや熱さ以外のものを感じます。ベースラインのかっこよさも聴きどころ。まだまだたくさん良い曲あるので、次のリリースにも期待したいところです。
http://www.youtube.com/watch?v=3Dxo61N85HY


次点…
・「アノミー」/amazarashi
・「Clear」/today is the day
・「バンドを始めた頃」/The SALOVERS
・「ストレンジャー」/真空ホロウ
・「※この音源は完全にノンフィクションです」/完全にノンフィクション
・「ノンフィクション」/dry as dust
・「それでもボクは暗くない」/3markets(株)




アルバム


・「Ground Disco」/PaperBagLunchbox

Ground Disco

Ground Disco

2011年、一番聴いたCDはこれ。中野さんの歌声とシンセの絡み具合がほんと良い。購入特典のライブ音源(DL)も、単独でリリースできるぐらいの素晴らしい出来でした。これが最後の音源になってしまうとは…
http://www.youtube.com/watch?v=ItdA8ynkbtY


・「エメラルドラム」/スクイズメン

EMERALDRUM

EMERALDRUM

昨年一気にはまったバンド、スクイズメンの久々のフルアルバム。エレクトロサウンドでありつつ、言葉の一つ一つがずっしり響く楽曲たち。コーラスワークも聴きごたえあり。今、一番周りに薦めたいアルバムかもしれません。
http://www.youtube.com/watch?v=gn4Sif58QDs


・「真昼のストレンジランド」/GRAPEVINE

真昼のストレンジランド

真昼のストレンジランド

一年通してよく聴きました。これ!っていうような目立った曲は無いですが、「Silverado」から最後の「風の歌」に至るまで、曲の流れが本当に素晴らしい。外の空気を浴びながら聴きたくなる一枚です。
http://www.youtube.com/watch?v=74PQMqQz3EA


・「FUTURES」/SEBASTIAN X

FUTURES

FUTURES

限りなくポップでありながら、じっくり聴くと深い深いところまで潜れる、SEBASTIAN Xの魅力が濃縮された一枚。生きてる!って感じさせてくれます。
http://www.youtube.com/watch?v=-haZ2I6ywis


・「NEW WORLD」/FoZZtone

NEW WORLD

NEW WORLD

オーダーメイドアルバム「from the NEW WORLD」と合わせて、2011年もっともわくわくさせられたのがFoZZtoneのこのアルバム。音楽の可能性をどこまでも追及していく姿勢には頭が下がります。「口笛男」「白鯨」「ロードストーン」あたりに、音楽で冒険していく強い気持ちが表れている気がします。
http://www.youtube.com/watch?v=TcCW5X6WQVw


・「絶体絶命」/RADWIMPS

絶体絶命(初回生産限定仕様)

絶体絶命(初回生産限定仕様)

リリースされるまであまり期待してなかったんですが、3rd以来久々にじっくり聴きこむ一枚になりました。シングル「狭心症」に代表されるように、歌詞、サウンド共に思い切ったところまで踏み込んだ曲が多いです。食わず嫌いせずに聴いてみてほしい。
http://www.youtube.com/watch?v=wW4VchHUbws


・「sheeptown ALASCA」/tacica

sheeptown ALASCA

sheeptown ALASCA

こんなに直接的に訴えかけてくる歌を作るバンドだったっけ?と思うような、強い引力を感じるアルバムでした。「JADITE」がものすごーく好き。
http://www.youtube.com/watch?v=I9rXmCwsYhA


・「フォーク」/Discharming man

フォーク

フォーク

一曲目からドキッとさせられて、そのまま入り込んでしまって最後まであっという間。鋭い言葉を包み込む、鍵盤の音色と蛯名さんの歌声。心地よいです。札幌のミュージシャンというのはなんでこうも独自の確かな世界観を持った人が多いんでしょうか。
http://www.youtube.com/watch?v=kNBOVgOZmSM


・「世界が見たい」/踊ってばかりの国

世界が見たい

世界が見たい

「SEBLBA」も良かったですが、こちらを。ゆるいサウンドの中で放たれる棘や毒の多さに、聴いている間揺さぶられっぱなしです。共感、というよりは、何かを思い起こさせるようなフレーズの数々。死にそうなぐらいに生きてます。
http://www.youtube.com/watch?v=eT1wP2t-u5w


・「千年幸福論」/amazarashi

千年幸福論(初回生産限定盤)(DVD付)

千年幸福論(初回生産限定盤)(DVD付)

待望のフルアルバム。期待値はかなり高かったですが、それを軽々超えていくような素晴らしい出来でした。リリースから聴き続けてますが、まだまだ消化しきれていない感あり。1曲1曲がずっしり重たく、聴くたびに違う箇所ではっとしてしまうような、奥行きの広さを感じます。これからもずっとずっと聴いていくであろう、大事な一枚になりました。
http://www.youtube.com/watch?v=xkWr-kECEKg



次点…
・「Nobody Knows My Name」門田匡陽
・「革命」/andymori
・「HORN,AGAIN」/the pillows
・「Mother Goose」/sleepy.ab
・「WORLD RECORD」/cero
・「JUNK LIFE」/長澤和之
・「s(o)un(d)beams」/salyu×salyu
・「cinema staff」/cinema staff
・「fantasy」/カフカ
・「8月32日へ」/神聖かまってちゃん
・「DocumentaLy」/サカナクション
・「エピソード」/星野源
・「コロニー」/麓健一




以上、毎度ながらまとめになってないまとめでした。これでもだいぶ削ったんですけどね…(汗)次点に載ってるのも自分の中ではかなりぐっときた音源ばかりです。
2012年も、魔の1月18日(笑)に代表されるように、次々と楽しみなリリースが待っています。まだまだ、気持ちが続く限り、新しい音楽に出会っていきたいです。


いい音楽がいつも「ここ」にありますように。