濁った虹


混ざり合うもんは、白くはならないっていう。
それぐらいはわかってるはず。



・笑えずに空を見ていた


個人を嫌いになることはほとんどないけど、人間ってもんが嫌いだって、たまに思ったりする。


人の悪口を言うことって、時に、ほんと楽しい。
どんなに否定しても、どこかでどうしようもなく、そういう気持ちが存在していて。
話題がなくなると人の悪口を言い始める人たちの会話に嫌気がさしたりするけど、
結局は自分もそういう部分を持ってることに変わりはない。


嫌いとか好きとか、結局なんなんだろう。
いつまでたってもよくわからない。
「自分が嫌い」なんていうのは簡単だけど、
結局嫌いになりきれてないから自分が存在してるんだるなーとか考える。


わからないことばかりで。
わかってるのは、
この目に映る世界が、いろんな色で濁りきっているということ。
そしてそれが、とても綺麗だということ。

悲しいこと言う心が痛くて
本当の想いを口に出せたなら ちゃんと抱きしめるよ
目を閉じてももう眠れなくなって
目を開けて夢と現実を混ぜた


望むのは 誰も憎まないで生きていたい ただそれだけだった
思うほど刹那に心までは笑わずに空を見ていた

「Perfect nervous」/Good Dog Happy Men