今年よく聴いたアルバム五枚

毎年恒例的なあれですね。この時期になるとやりたくなります。自己満自己ま(ry
そんなわけで、今年発売に限らず、個人的によく聴いたものを、アーティスト被りなしで5つ…



・「Syrup16g」/Syrup16g

Syrup16g

Syrup16g



これだけはやっぱり外せない一枚。
未だにシロップの他アルバムと同じように自然には聴けませんが…
ただ、一つ言えるのは、やっぱりどうしようもないぐらいに好きだということ。
さくらとかscene throughとか、聴くたび武道館を思い出します。


空っぽの空間の中を、言葉と音だけが動き回ってるような、そんな不思議なアルバム。



僕が聴きたいのは 真っ白な歌で どこまでも澄んだ 眩しい闇    (「君を壊すのは」より)    





・「the GOLDENBELLCITY」/Good Dog Happy Men

the GOLDENBELLCITY

the GOLDENBELLCITY



2007年発売ですが、よく聴きました。
メンバーがやりたいことをやりたいままにやってるのが伝わってきて、
聴いてる間だけは幸せな気分になれます。
きっと「音楽」ってものは本来こうあるべきなんだろうなーと思ったり。
さらにはじっくり歌詞カード見ながら聴くと、はっとするようなフレーズが至る所に隠れていて、
聴くたびに印象が変わります。中身の濃い物語を何度でも聴ける、そんな一枚。


心の中で鳴る綺麗な音に 震えながら僕は 本当の嬉しくて哀しい想いを込めて     (「ANDANTINO-museの楽団-」より)





・「ぞうの王様」/真空メロウ

ぞうの王様

ぞうの王様



久々に「!!!」と、言葉にならない衝撃を受けたアルバム。
迷路のように入り組んだメロディー。それにのっかるどっから現れたんだと思うような言葉たち。
それがなんだかよくわからない熱を持って一つの曲として溢れ出てくる。いやはや凄いですほんと。
とにかく今年の後半はこれ抜きでは語れないぐらいに延々聴いてました。
高音のボーカルもやたら動きまわるベースも、いい意味でクセがあってたまりません。
「SEA UNDERSTAND」も聴きまくりました。もっとたくさん曲残してほしかったなぁ…今井さんの今後に期待。



遊んだり 夏が超えても 生きているよ
飛んでこないよ 幸せはね どっかいったよ 
          (「レオナル堂」より)




・「TRIMURTI.」/REEFER

TRIMURTI.

TRIMURTI.


個人的もっと広く知られてほしいバンド現役部門第一位のREEFER
その現在ライブ会場以外で買える唯一の音源(多分)。歯ごたえが十分にあるフルアルバムです。
いろいろなものをすり減らして、絞り出して、その末に出来ているような曲が並んでます。ちょっとやそっとじゃ崩れない。
感情が伝わる音楽っていいよなーと、聴くたびに改めて感じさせられます。



ビルのあかりがぼやけてく 泣き出しそうな空と同じだ
灰色に見える今夜は 黒い羽なら高く飛べそうだ 
            (「黒い羽」より)





・「orbital period」/BUMP OF CHICKEN

orbital period

orbital period


なんのかんのでよく聴きました。
深くは書きませんが、自分にとって聴いてて安心できる音楽がここにあります。


一番眩しいあの星の名前は 僕しか知らない   (「プラネタリウム」より)

     




・その他


次点としては、People In The Boxの「Frog Queen」、the pillowsの「PIED PIPER 」、
GRAPEVINEの「Sing」、sleepy.abの「archive」あたり。


過去アルバムでは、バインの「Here」、GDHMの「Most〜」、LOST IN TIMEの「きのうのこと」、pegmapの「HAVE A NICE DAY」。
あと、セツナブルースター凛として時雨Syrup16gの過去作は満遍なくよく聴いた感があります。


今年はmy spaceaudio leafを活用するバンドが増えて、マイナーな音楽もけっこうたくさん知ることができて
そちらの方にも楽しみが増えました。ニコニコやyoutubeも含め、いいものがより多くの人に伝わっていく流れが、
もっと大きくなっていくことを期待しています。